土曜日にRちゃんとYちゃんペアの連弾練習をしました。お二人とも6月のステップに初めて参加されます。私も含め6手連弾にチャレンジです。
初めはすごく緊張され、Rちゃんはお母さんにくっ付いたまま、Yちゃんは全身に針金が入ったかの様にガチガチでした。音を出したら緊張が解けるかな?と思って、お互いに半ば無理やり?ご挨拶をして早速弾いてみました。時間と共に段々と固かった音楽が柔らかくなって来ました。
どんな風に音楽を作るか、楽譜の強弱を元にイメージを話して決めて行きました。そこで問題になったのは『楽しく弾くにはどうしたらいいんだろう?』という事。そんな時にYちゃんが『笑顔で弾く』と言って下さいました。そうね、笑顔は大事だね。ステージで緊張しても、笑顔で弾きたいね
住んでいる地域も違うお二人、初対面で一緒にピアノが弾けただけで本当にすごい事だと思います。最初の緊張が凄かった分、レッスンに来られる事がどれだけしんどかったんだろうという事が伺えました。勇気を出して来てくれてありがとう。
でもね連弾はチームプレイ。一緒に弾く仲間だからね。失敗したらカバーし合えば良いんだよ。練習も一人じゃないから、難しさもあるけど、上手く弾けた時の喜びは3倍なんだよ。出来なければ一緒に練習したらいい。みんなでドキドキしたら良い。だから、あと1ヶ月間、楽しもうね。
Yちゃんのお家は農家さんで今が一番忙しい時です。きっとYちゃんもお手伝いしたりする時期だと思います。でもお母さんはお忙しい中、Yちゃんを送って来て下さいました。本当にありがとうございました。Yちゃんの背中を押して下さってありがとうございました。6月の初めてのステージを楽しみにしていて下さいね。
Rちゃんのお母さんもレッスン中、心配そうなお顔でいらっしゃいました。途中、合わなくなった時に手を叩いて下さったり、助かりました。お母さんもお仕事がお忙しくて、とてもお疲れだったにも関わらず、練習にお付き合い頂いたり、動画を送って様子を知らせて下さったり、本当にありがとうございます。
お母さん達が熱心に関わってくださるからRちゃんもYちゃんも頑張れるのだと思います。感謝です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
ピアノの連弾は、時にはコミュニケーション能力を養う場にもなります。アンサンブルのチカラ、テクニック、そして心も育っていきます。
本当ならこの時期は教室のほとんどの生徒さんが参加する鍵盤ハーモニカのアンサンブルをする時期ですが、今のこのご時世ではちょっと難しいので、教室のほとんどの生徒さんに連弾をして貰っています。この経験を通して、ピアノだけでなく人間としての成長をして欲しいなと思います。
Rちゃん、Yちゃん、頑張ろうね!!!